音声入力もできる新しいBingのモバイル版がプレビュー(登場)
マイクロソフトの検索サービス「Bing(ビング)」で新しいChatボット機能が話題となっていますが、スマートフォン(以下スマホ)のアプリにも実装されることになりました。
解説動画をYouTubeにもアップしましたので参考になれば幸いです。
PC版のブラウザ「Edge(エッジ)」で新しいBingの機能が使えている人(アカウント)は、スマホのBingアプリでもアップデートで使えるようになったのです。
今回は、筆者が幸運にも新しいBingのアプリ(iPhone版)を試すことができましたので、レビューしてみたいと思います。
新しいBingの画面とアップデート方法
新しいBingをモバイルアプリで体験できる状態は以下のキャプチャ画面のように、Bingアプリ画面下中央にチャットモードができるアイコンが表示されます。
Bingアプリをダウンロード済みで、まだこの状態になっていなければiPhoneのApp StoreからBingを探し、アプリの説明画面でバージョン履歴の近くに「アップデート」のボタンが表示されているはずですので、そのボタンをタッチして更新します。(下の画面キャプチャはアップデート後の状態)
アップデートされると、アプリのメイン画面で「新しいBingを確認する」という吹き出しとともに画面下中央にBingのアイコンが表示されますので、ここをタップします。
新しいBingで音声入力の使い方
チャットモードの画面になりますので、チャットボットを相手に音声会話したい場合は画面下中央のマイクのアイコンをタップして声で入力します。(以下の画面では適切な睡眠時間について音声入力しています)
音声入力を理解すると、回答を生成してくれます。
Bingも女性の声で回答文を読み上げてくれます。
今のところ、「’」記号などもそのまま読み上げてしまうので、そこは割り引いて聞き取る必要があるようですが、実用的なレベルと言って良いかと思われます。
回答文の下に関連する質問の選択肢が出てきますので、さらに質問を掘り下げることができます。
ただし、この選択肢をタップするとテキストで入力した扱いになるようで、回答は文字だけで音声はつきませんでした。
音声で返してほしいときには音声で質問する必要があるようです。
テキスト:次世代人工知能学会事務局長 杉山貴思