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MicrosoftのBingで新しい検索体験

MicrosoftのBingで新しい検索体験

ChatGPTが各業界で話題になっており当ブログでも2度取り上げております。

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そのChatGPTを作り出したOpenAIに出資しているMicrosoftは、自社の検索サービス「Bing(ビング)」にChatGPTベースのAIを組み込んで刷新しようとしています。
そのBingのレビュー版が登場し、新しい検索体験を人々に提供しはじめました。

今回、新しいBingのレビュー版を筆者が使える状態となりましたので、その特徴と使い方の動画をYouTubeに投稿いたしました。

 

Microsoft Bingの使い方

Microsoft Bingの使い方をご説明いたします。

まず、Microsoftのブラウザ(Webを閲覧するアプリ)のEdge(エッジ)で検索窓から聞きたいことを入力し送信します。

検索結果画面の右側に今まではなかった新しい内部ウィンドウが表示され、その中にチャット形式で回答が得られます。ChatGPTのように、タイプライターで出力したような演出で文字が次々に表示されます。

ChatGPTとの違いは、その回答文の下に3つの選択肢が出てきて、続けてその知りたい事柄の深掘りがスムーズにできることです。

その選択肢を選ぶとウィンドウ全面がチャット画面になります。
ユーザの質問は右側に吹き出しの形で、Bingの回答は左側の吹き出しで、まるでLINEなどでチャットしているかのような演出の仕方になっています。

回答文の下には、「詳細情報」として引用元のサイトのリンクがあり、エビデンスを高める配慮が図られています。

 

最後は国語力が必要

大学教授との研究で、この新しいBingの使い勝手を試していたところ、質問の仕方によっては20年前に雑誌の記事になったような出来事も詳細に得られることが分かりました。「質問の仕方によっては」というのがミソで、何かの調べ物をしたいときには質問力が必要であることも実感するところです。

高度なチャットAIで、歴史や時事問題・専門知識、数学、理科、外国語・翻訳などの知識は一通り得られます。
こうなると、深掘りするために質問する能力がユーザの資質となり、ますます教育に「国語力」が問われることになりそうです。

※Bingで新しい検索体験をするには

Bingで新しい検索体験をするためにレビュー版を使えるようにするには、新しいBing順番待ちリストに申し込む必要があります。
https://www.bing.com/waitlist/optout

次世代人工知能学会事務局長 杉山貴思

 

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